日曜の夜はシニタイキモチでした。
月曜日からの授業のことを考え、
「自分はもう不能者だ。生きる価値が無い」
と負傷した右手を押さえて悶え苦しんでいました。
「君の仕事は何か答え給え。そうだ、子供たちに勉強を教えることだ。それだのに命というべき利き手を、しかも、趣味でケガをするとはどういうつもりだい?これでは君は職務を全うするなんて、どだい、無理な話さね。もう、明日からはしばらく暇をあげよう。代わりの人を呼ぶから。何、君の代わりなどいくらでもいる。それまでしばらく休み給え。大事にし給え」
ってなるのだと、奥歯をガタガタ言わせてました。
時間が止まるか、
一晩で骨がくっつくようになるか、
APEC反対ゲリラが横浜駅を爆破させて休校になるか。
道路に飛び出して生きることすら困難になるか。
三角巾で首を括るか。
このどれかが起こらない限り、
俺の未来はないと思いました。
でも、
奇跡は起こらないし、
死ななきゃいけない時に生への欲は生まれるし、
日本の警察は優秀だしで、
結局、月曜日の学校に着いてしまいました。
だけどね。
世の中は決して鬼なんかじゃなかったんです。
「え!?手が…先生、手が…手を…一体どうしちゃったんですかぁぁぁっっっ!!!!」
と、俺の手を心配してくださる先生方。
「何、その手。ドラえもん((ミ゜o゜ミ))みたいでウケるんだけどぉ…え、骨折?バカじゃん、ダッセー、あひゃひゃひゃひゃ」
と、笑い励ましてくれる子供たち。
「先生、利き手がそれでは一人でできませんね…」
「そうなんだよ、だからしばらくは左手と浮気を…って、コラッ!『右手が俺の恋人さ』とか下品なことを言うんじゃない。」
と、無礼な子供に説教をする俺。
不自由ですが、不幸ではありません。
明日で1週間が終わるので、頑張ろうと思います。
土日はゆっくりと療養します。
心から心配してくださった方、
ありがとうございました。
どうでもいいって思った方、
ご自愛くださいまし。
ざまあみろ!って嘲笑っている方、
…呪