社会

中国電力 作業台船 引き揚げ
(山口県)
上関原発建設を進める中国電力は海の埋め立て工事再開に向けて建設予定地沖に停泊していた作業台船を悪天候が予想されるとして26日未明に、現場海域から引き揚げた。中国電力は海の埋め立て工事再開に向けて、16日に作業台船を建設予定地沖に向かわせた。しかし、計画に反対する祝島の漁船が抗議をしたため、台船は建設予定地から南東約1キロのところで停泊した。その後も中国電力は船から離れるよう説得を続けたが祝島の抗議は続き、こう着状態が続いていた。しかし、25日夜から現場海域で風が強く、波が高くなったことなどから、中国電力は危険だと判断し作業台船を引き揚げることを決め午前2時に現場海域から移動させたという。中国電力では「天候の状況をみながら、できるだけ早く再開したい」と話している。
[ 11/26 19:41 山口放送]