2010年 11月 26日 |
|
|
岡山県内2病院で同時脳死移植
|
△▼ |
家族の承諾による脳死移植手術が岡山県内2つの病院で行われています。このうち腎臓を受け持つ岡山市の国立病院機構岡山医療センターでは脳死移植は初めてです。広島県の福山市民病院に入院していた60歳代の男性患者は書面で臓器提供の意思表示をしておらず、家族の承諾により脳死判定が行われ、臓器を提供することになりました。岡山市の国立病院機構岡山医療センターで片方の腎臓の提供を受けるのは、中国地方に住む50歳代の男性です。岡山医療センターはこれまで150例以上の生体腎移植を行っていますが脳死からの移植は今回が初めてです。一方、岡山大学病院では同じ男性患者の両肺が中国地方に住む30歳代の女性に移植されています。岡山大学では改正臓器移植法の施行後、7例目の脳死移植で手術は27日午前2時頃終わる予定です。岡山県内で2つの病院で同時に脳死移植が行われるのは初めてです。
|
|
|
兄妹殺人事件 妹の死因は失血死
|
▲▼ |
倉敷市で中学3年の妹が兄に殺害された事件で、妹の死因は首や頭を刺されたことによる失血死だったことがわかりました。妹を殺害したとして逮捕された倉敷市の17歳の無職の少年は、26日、殺人の疑いで岡山地方検察庁倉敷支部に身柄を送られました。この少年は24日午後3時半ごろ、倉敷市の自宅で中学3年の妹を包丁で刺し殺害した疑いがもたれています。司法解剖の結果、妹の死因は首や頭を刺されたことによる失血死とわかりました。遺体には首や頭に多数の刺し傷があり、警察では少年が繰り返し妹を刺したと見て調べています。これまでの調べに対し少年は容疑を認め、妹にバカにされてやったと供述していて警察では2人の間にトラブルがなかったかなど詳しい動機を調べています。
|
|
|
口蹄疫に備えろ 岡山県が研修会
|
▲▼ |
今年、宮崎県で感染が広がった口蹄疫について、岡山県は26日、研修会を開き、県内で発生した場合の対応を確認しました。研修会には畜産関係団体や自衛隊などから約150人が参加し、岡山県内で口蹄疫が発生した際の対策本部の設置や消毒の手順などを確認しました。宮崎県では今年、終息宣言が出されるまでの4カ月間に、30万頭近いウシやブタが殺処分され、県の畜産は大きな打撃を受けました。研修会では、宮崎県の事例を参考に迅速な初動対応と関係団体の役割分担を明確にすることが課題にあげられました。県では、今後も定期的に研修会を開き、発生に備えるということです。
|
|
|
高松市の市民プール 修復して存続へ
|
▲▼ |
老朽化で水漏れしている市民プールについて、存続させるかどうか検討していた高松市は修復工事を行って来年も営業することを明らかにしました。26日の定例会見で大西市長が明らかにしました。高松市の市民プールは今年9月、老朽化で水漏れしているのがわかりましたが修復には約5000万円かかるため市は存続させるかどうか検討していました。市では存続を望む市民が多いとして、来年も営業することを決めました。来年3月からプール本体の工事を始め、7月1日のオープンに間に合わせるほか夏の営業終了後には、プールサイドの改修工事なども行う予定です。
|
|
|
総社ICと賀陽IC間で完全4車線化
|
▲▽ |
渋滞の緩和に期待です。岡山自動車の岡山総社ICから賀陽ICまでが全て4車線化され、26日午後3時から通行が始まります。26日に4車線化の通行が始まったのは岡山道下り線の岡山総社ICから賀陽ICまで19.9キロのうちの4.8キロの区間です。賀陽インターチェンジより南の区間では1999年から3カ所に分けて4車線工事が行われ、今回の区間が最後となっていました。岡山道は今年6月から始まった社会実験で無料区間となっていて賀陽インターチェンジのあたりはお盆の時期に最大で約6キロの渋滞が発生していました。ネクスコ西日本では交通量が増える年末年始に向けて渋滞の緩和や交通事故防止につながると期待しています。
|
 |