神のみぞ知るセカイ・第8話
アバンの風呂シーンはどうなった。
と思うAパートの始まり方。エルシィの作った弁当を全力で否定する桂馬。そらあれだけ不気味じゃなあ。どうして宇宙人って揃いも揃って見た目が不気味な食べ物作るんだ。あ、エルシィは宇宙人じゃないか。待てよ、魚介類が嫌いな私には海老だの蟹だの魚だのがまるまるその姿で出てきたら気持ち悪いんだけど、それと同じ事か。食べ慣れている者にとってはあれで美味しそうに見えるのか。しかし、最後の方で児玉先生が見かけるあの場面を考えると不気味だけじゃ済まないよねw
掃除と並んで料理はエルシィのレゾンデートルでそれを否定されたエルシィは非常に悔しがる。
ちひろからケーキの作り方ののった本を貰い受けるが、赤白とか呼んでいる点にちょっと不安感が。
レシピどおりにケーキ作りを家庭科室で始めるエルシィだが、料理が得意と言っていた割には料理の原則を把握してない感じだった。しかしもう結構長く人間界での生活をしていそうなのに人間界の材料は理解して無かったんだな。そんな訳で、得体の知れない卵から孵ったドラゴンが教室をぶち破って外へ。そのまま外へ出しちゃっていいのかエルシィ(これは後から解決するんだが、エルシィが解決した訳でもないし、解決を見届けてないし)。
ケーキを作っている最中を桂馬に見られて慌てて隠すエルシィ。
なんか、復讐にもえてるみたいだなw
しかし苺をのせて完成と言うタイミングで例のドラゴンがまたも出現。せっかくの桂馬へのケーキを失ってしまうエルシィ。しかも家に帰ったら桂馬は甘い物が大嫌いと言われるし。
Bパート開始で今回の話がマルチ視点と言うのが分かるのだが、Aパート終了段階ではそんな訳で「あれ?」と言うものをいくつか残す。桂馬が甘い物が大嫌いと言い放つだけの終わり方とか、家庭訪問をキャンセルして来た先生にママンがべーっとするのとか。
Bパートは桂馬視点。桂馬、あれでどうしてテストで100点が取れるんだ。この学校のテストはそんなに簡単なのか。だからと言って授業中にゲームするのはダメだろ。
児玉先生が桂馬に目を付けるのも無理はないが、そこはちゃんと理を説かなくちゃいかんだろ。体育の授業で腹いせとかじゃなく。腹いせは家庭訪問にまで及ぶが、どうもその電話の会話で桂馬ママンを不快にさせたらしい。急な家庭訪問を受けて、今迄バイクいじりをして汚れていたのを洗い流そうと風呂へ。
それで入浴シーンか。
それにしても桂馬ママン随分若いよね。「かつては「峠の雪女」と呼ばれた元暴走族」と言う解説がWikipediaにあったが、その割には風呂場での覗きへの睨みは威勢が良かったが、風呂を出てからの泥棒か?と言う場面では随分しおらしかった。
喧嘩慣れしていたらあそこでは花瓶なんかじゃなくてもっと別の得物を使うと思うのだが、ともかく風呂に入っていたせいで眼鏡を外していたからドラゴンもきちんと認識できなかったし、挙げ句の果てにエルシィのケーキを食べていた桂馬を花瓶で殴っちゃうし。
風呂を覗いたドラゴンは屋根に上がった所でエルシィの作った弁当に呑み込まれる。おっそろしい弁当だw そしてそれを見かけた児玉先生が肝を潰して家庭訪問が中止。
とりあえずそんな訳でマルチ視点の話はそれなりに綺麗にまとまる。桂馬の頭の怪我も、なぜか綺麗になって置いてあったエルシィのケーキの皿も。そして桂馬が甘い物が大嫌いと言ったけれどもちゃんとエルシィのケーキは食べてやっていた事も。