女子大生のバイト先に無言電話 遺棄事件との関連捜査広島県北広島町の臥竜山で島根県立大1年平岡都さん(19)=同県浜田市=の遺体の一部が見つかった事件で、平岡さんがアルバイトしていた飲食店に9月ごろから無言電話がたびたびかかっていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。 平岡さんが勤務していた時間帯にもあったといい、島根、広島両県警の合同捜査本部は事件との関連を慎重に調べている。 捜査関係者らによると、無言電話は多いときで1日数回かかってきた。飲食店は浜田市のショッピングセンター内にあり、数人がローテーションで勤務。平岡さんは夕方から夜の仕事が多かった。 電話を受けたことのある女性店員の1人は「何回も続いて、気持ちが悪かった」と知人に話したという。平岡さんが10月26日に消息を絶った後、店側は事情聴取に訪れた島根県警の捜査員に無言電話のことを伝えた。 同店の店長は取材に「こちらでは答えられない」と話している。 平岡さんは同日午後4時半ごろから勤務に入り、午後9時15分ごろ店を退出。ショッピングセンター東側の通用口付近の防犯カメラに写っていたのを最後に、足取りが分かっていない。 【共同通信】
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