島根県立大学総合政策学部1年生の平岡都さん(19)が10月26日から行方不明になっており、島根県警は11月3日、事件に巻き込まれた可能性があるとして公開捜査に乗り出した。
調べによれば、平岡さんは26日の21時15分頃、島根県浜田市港町のショッピングセンターでのアルバイトを終えた。この時の姿は店の防犯カメラに写っており、全国に公開されている。しかしその後、住んでいる学生寮の門限(0時)を過ぎても戻らず、携帯電話にも繋がらない状況だという。
周囲の人の話では、平岡さんは授業も休まず門限を破ることもない、真面目で明るい性格とのことで、トラブルを抱えている様子も無いとのことである。島根大学によれば、今年4月頃から大学や女子寮周辺で女子学生が見知らぬ男に声をかけられるという事件が多発しているといい、本件との関連が懸念される。
平岡さんは身長147センチで細身。当時は白と黒の横じま模様のフード付きワンピースを着用。情報提供は島根県警浜田警察署(0855・22・0110)まで。
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091103-00000079-yom-soci
中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911040020.html
2009.11.7追記
11月6日、浜田市の中心部から直線距離で約25キロ離れた広島県北広島町東八幡原の臥龍山で女性の頭部が発見され、DNA鑑定の結果、平岡さんの遺体であることが確認された。広島・島根両県警は、遺体の状況から他殺と断定し、死体遺棄・損壊容疑事件として捜査を始めた。