パチンコ店に放火しようとしたなどとして非現住建造物等放火未遂などの罪に問われた福岡県行橋市北泉、土木作業員、土谷誠被告(27)に対し、福岡地裁小倉支部は24日、懲役2年6月(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。重富朗裁判長は「極めて反社会的で悪質な犯行」などと述べた。
判決などによると、土谷被告は、北九州市門司区に新規出店したパチンコ店にみかじめ料の支払いを断られたことに立腹。昨年11月14日午前4時ごろ、指定暴力団工藤会系組幹部、藤本一郎被告(37)=同罪などで起訴=と共謀し、山口県防府市の系列パチンコ店にガソリンをまいて火をつけ、一部焼くなどした。
毎日新聞 2010年11月24日 西部夕刊