児童ポルノの規制などについて審議していた大阪府青少年問題協議会が26日、橋下徹知事に答申したことを受けて、橋下知事は「表現の自由は絶対的に守らなければいけないが、被写体の守るべき利益もある。『子供の性的虐待の記録』という定義があいまいにならないよう条例化したい」と述べた。
答申では、法規制にかからない場合でも、過激なポーズの子供の水着姿などの写真や映像について、新たに「子供の性的虐待の記録」と定義。製造や販売、所持しないよう努力義務を求める規定を盛り込み、15歳以下の子供の水着写真などを載せた「ジュニアアイドル誌」も規制対象に加えるよう求めている。