北朝鮮の砲撃事件、被害の大きさが明らかに

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北朝鮮の砲撃事件、被害の大きさが明らかに

< 2010年11月25日 6:03 >
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 北朝鮮軍が韓国・延坪島に砲撃を行った事件で、砲撃から丸1日がたった24日、現場の映像が公開され、被害の大きさが明らかになってきた。

 映像では、がれきの山と化した建物や、砲弾が直撃した屋根に大きな穴が開いている様子が確認できる。また、別の民家で、家具は燃え尽き、まだ炎が上がっている様子が見られた。

 軍の施設の工事が行われていた現場では、建設作業員2人の遺体が発見され、これで、軍の兵士2人に加えて死者は計4人となった。

 延坪島からは人口約1700人のほとんどが避難したが、住民の一部は韓国・仁川の入浴施設に身を寄せている。家に戻れるメドが立つまで、ここで避難生活を送るという。

 また、事件発生から初めて北朝鮮・平壌市内の映像も公開された。市民は落ち着いていて、街も普段と変わらないという。市民からは「挑発に対しては無慈悲な砲撃でやっつけるのが我が軍隊のやり方だと、南朝鮮傀儡(かいらい)(韓国)は思い知るべきだ」「我が軍隊は空言を弄(ろう)さないと、今回、世界中にはっきり見せつけた」といった声が聞かれた。

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