NHK北海道のニュース 札幌放送局
ひきこもり周りにいる16%に
職場や学校に行かず、長期間、家庭に閉じこもる、いわゆる「ひきこもり」の若者について、札幌市民の16%が「周りにいる」と答えたことが札幌市の調べでわかりました。
札幌市は、ことしの8月から9月にかけて、生涯学習や若者への支援をテーマに、20歳以上の市民1500人を対象に調査を行い、88.7%にあたる1331人から回答を得ました。
それによりますと、社会とのかかわりを避けて、長期間、家庭に閉じこもっている「ひきこもり」の若者が周りにいるか尋ねたところ、6.1%の市民が「家族や親せきにいる」、10.2%が「近所や知人にいる」と答え、全体の16.3%に上りました。
また、学校に行かず、仕事にも就かない「ニート」と呼ばれる若者については、22.8%の人が「周りにいる」と答えました。
さらに、75%以上の市民が「ひきこもり」や「ニート」への公的な支援が必要だと考えていることもわかりました。
札幌市では「若者の社会参加の機会を作り、悩みごとを気軽に相談できるよう、市の体制を充実させるとともに、医療機関や学校との連携も図っていきたい」と話しています。
11月26日 08時09分
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