|
2010年11月25日(木) 19:10 |
|
|
スカイツリーの先端に香川の避雷針
高さ634メートル世界一の電波塔、東京スカイツリーの建設が進められています。 実は東京スカイツリーの先端のあるものを香川県にある工場が制作しています。
建物を落雷から保護するために取り付けられる避雷針です。 避雷針は24日、東京スカイツリーのアンテナ部に取り付けられました。 スカイツリーの現在の高さは497メートル、完成すると634メートルで、世界一の高さを誇る電波塔になります。 スカイツリーの避雷針を作ったのが香川県多度津町にある川田(かわだ)工業四国工場です。 川田工業はビルの鉄骨などを作っていて、これまでに瀬戸大橋や福岡ドームなどの鉄骨も作りました。 スカイツリーの建設では、本体の鉄骨部分と避雷針の制作を担当しています。 川田工業は2年前からスカイツリーの鉄骨の製作に取り組みました。 避雷針はスカイツリーの最上部に取り付けられるため、強い雨や風に耐えられるよう溶接や塗装などに注意を払ったといいます。 避雷針はアンテナ部分にとりつけられましたが、来年春には、アンテナ部分をスカイツリー本体に持ち上げ、取り付ける作業が行われます。 東京スカイツリーは来年末に完成します。
|
|