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2010年11月25日(木) 19:10 |
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岡山市が職員逮捕で謝罪
市民からの税金を着服したとして岡山市の職員が逮捕、起訴された事件で、この職員が務めていた旧西大寺支所でずさんな税金の管理が行われていたことが、岡山市議会の委員会で明らかになりました。
岡山市議会総務委員会の冒頭で繁定総務局長が、「公務の信頼を大きく損ない誠に遺憾」と職員の逮捕について謝罪しました。 業務上横領の疑いで逮捕、起訴され、24日再逮捕された岡山市の総務企画課課長代理・坪井創容疑者は、旧西大寺支所で税務課長などを務めていた2008年、市民2人と1法人から合わせて218万円あまりの税金を着服したとされています。 これまでの調べで、坪井容疑者は着服を隠すために対象者の納税が免除される「執行停止措置」を行っていたことがわかっていますが、25日の委員会では、坪井容疑者が通常必要な書類決裁を行わないまま管理システムを悪用して執行停止を繰り返しており、支所内のチェックも行われていなかったことが報告されました。 市議からは、「管理監督の立場にある上司の責任も重い」といった批判が相次ぎました。 岡山市は今後、坪井容疑者と接見を行い事実関係を確認した上で、速やかに処分を行う考えです。
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