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2010年11月25日(木) 19:10 |
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倉敷市の妹殺害事件、衝動的犯行か
24日、倉敷市で17歳の無職の少年が中学3年生の妹を殺害したとして逮捕された事件で、警察の調べでは兄妹の間にこれまで目立ったトラブルはなかったということで、警察では少年が衝動的に犯行に及んだと見ています。
死亡した妹の通う中学校では、25日朝全校集会が開かれ、校長が生徒に対し「彼女の分まで命の大切さを知って生きてほしい」と話したということです。 この事件は、24日午後3時半頃、倉敷市の17歳の無職の少年が、自宅で中学3年生の妹を包丁のような刃物で殺害したとして逮捕されたものです。 少年は両親と妹との4人暮らしで、事件当時は少年と妹の2人だけが家にいました。 近所の人などによりますと、少年は中学時代学校を休みがちで、中学卒業後は高校には通わず家にいることが多かったということです。 警察の調べに対し少年は、「妹に馬鹿にされ腹がたった」と供述しているということです。 これまで兄妹の間に目だったトラブルはなかったということで、警察では衝動的に少年が犯行に及んだと見て詳しい動機を調べています。 今回の事件に対し遺族の代表は、「私たち家族は今回の思いがけない出来事に大変心を痛めております。今は故人を偲んで静かに見送りたいと思っています」とのコメントを寄せています。
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