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【團十郎に聞く】舞台に出るべきではない (2/2ページ)

2010.11.26 05:05
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【團十郎に聞く】舞台に出るべきではない
團十郎は、息子のふがいなさに憤りを見せる一方、心配した【フォト】

 (一礼し、起立したまま状況を説明)

 「何か本人の話では一方的な暴行を受けたと申しておりましたけど、世間様をお騒がせしたことを大変、申し訳なく思っております。今朝7時過ぎくらい、家内から息子が大変だ、暴漢に襲われたと聞きまして、私の家と海老蔵の家は100メートルくらいしか離れておりませんので、パジャマにガウンを羽織って駆けつけましたら、額に傷、それから歯が折れたか、そういった状態。左目の方にアザみたいな出血がかなりありました。それで、後頭部が腫れている状態でした」

 (会見開始から12分半後、着席して質疑応答)

 −−12月の舞台出演は

 「私個人の見解と致しますと、一方的に暴行を受けたということだと確信していますが、そういう状態になるということは本人の態度、言動が原因になっている可能性があると思います。個人の気持ちとしては、責任の上でも出るべきではないと思っています」

 −−禁酒していたのでは?

 「いつからまた飲み始めたのか、把握しておりません。一時はお酒をやめ、野菜中心の体を気遣う生活になっていた」

 −−泥酔していた?

 「私自身にはアルコールの匂いは分かりませんでした。警察の方が来てビニール袋と注射器みたいな物で、アルコール濃度を測っていた。飲んだことが信じられないし、言葉もハッキリしていました」

 −−麻央の様子は?

 「かなり混乱していて、何がなんだか分からない。110番してウチに電話してきた」

 −−海老蔵から言葉を掛けられた

 「はい。私の舞台があったので『悪いオヤジ、早く帰って寝てほしい』と言われました」

 −−なぜトラブルが起きたと思う?

 「舞台に出ているときにはそういうことはしないという思いがある。お休みになって、腰の調子がよくなったという、甘えだと思う」

 −−海老蔵は酔うとどうなる?

 「酔っぱらうとご機嫌になっちゃうタイプ。洋服がビリビリになって帰ってきたこともありました。最近は分かりません」



この記事のフォト

團十郎は、息子のふがいなさに憤りを見せる一方、心配した
緊急会見で、息子の“不祥事”を謝罪した市川團十郎=東京・内幸町(撮影・荻窪佳)
自宅に戻り、報道陣の囲みに応じる市川団十郎=東京・目黒区青葉台(撮影・戸加里真司)
自宅に戻り、報道陣の囲みに応じる市川団十郎=東京・目黒区青葉台(撮影・戸加里真司)
後援会のパーティーに出席するため、自宅を出る海老蔵の母、希実子さん=東京・目黒区
後援会が行われたホテル宴会場の入り口に飾られた海老蔵、麻央の写真。事件がなければ、こんな仲むつまじい姿であいさつするはずだった=東京・千代田区(撮影・小倉元司)

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