［ボクシング］長谷川第２章は“ジョニゴン”指名だ！…ＷＢＣ世界フェザー級

山下会長（左）と世界戦前、最後のミット打ちを行う長谷川

　◆報知新聞社後援　ワールドプレミアムボクシング　ダブル世界戦　▽ＷＢＣ世界フェザー級王座決定戦１２回戦　同級２位・長谷川穂積─同級１位・ファン・カルロス・ブルゴス（２６日、名古屋・日本ガイシホール）長谷川穂積は飛び級２階級制覇を達成した場合、Ｖ１戦の相手はメキシコの元世界王者ジョニー・ゴンサレス（２９）が決定的。フェザー級でも強豪との対決が続きそうだ。

　長谷川が２階級制覇で好カードを引き寄せる。“ジョニゴン”は元ＷＢＯ世界バンタム級王者で、現ＷＢＣ世界フェザー級３位。長谷川の世界戦をプロモートする本田明彦・帝拳ジム会長は「指名試合はジョニゴン。その次は（休養王者の）ロハスかもしれない」と説明。２６日に勝って、目下７連続ＫＯ中の強豪・ジョニゴンとの指名試合の挑戦権をつかむ。

　ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃は昨年５月にジョニゴンを３回ＴＫＯで撃破し、一気に世界的評価を上げた。この日の練習後、長谷川は「よく動けたし、しんどさがない」と絶好調宣言。その拳で第２章への道を切り開く。