[PR]
ニュース:政治 RSS feed
26日に北朝鮮非難の国会決議 拉致解決要求を追加
衆参両院は26日の本会議で、韓国を砲撃した北朝鮮を非難する決議を採択する。与野党の全会一致で採択される見通し。
民主党が25日の衆院議院運営委員会理事会で提示した決議案は「無差別とも呼べる砲撃は言語道断の暴挙である」としたうえで、韓国の犠牲者に哀悼の意を示した。さらに「北朝鮮による砲撃を強く非難するとともに、核兵器の開発を含め、あらゆる軍事的な挑発行為を放棄することを強く求める」とし、朝鮮戦争の休戦協定の遵守(じゅんしゅ)を北朝鮮に要求した。
政府に対しては、国際社会と緊密に協調しつつ、北朝鮮に対する新たな制裁措置の検討を求めた。原案には北朝鮮による日本人拉致問題への言及がなかったが、調整の結果、「拉致問題の早期全面解決も強く求める」との内容を盛り込んだ。参院も同内容の決議を行う。