JR西日本は1日、7月中旬の豪雨で被災したJR美祢線の復旧工事に着手した。初日は作業員10人が、厚狭川のはんらんで橋げたが流された美祢市西厚保町本郷の鉄橋の陸部分に残った橋台の撤去に当たった。
新しい鉄橋を架けるための工事で、古い2基の橋台の撤去に約1カ月かかる予定。重機も入り、川にはオイルフェンスも張った。他の被災個所の復旧にも順次入る。今後の具体的な工事の内容や工期については、JRと、護岸工事を受け持つ山口県が今月中にも、費用分担を含めた協定で定める予定でいる。