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広島空港の国際線旅客13%増 '10/11/6

 広島空港(三原市)の国際線を利用した本年度上半期(4〜9月)の旅客数は16万3693人で、前年度同期から13・9%増えたことが広島県のまとめで分かった。5月に上海万博が開幕するなどし、上海線が1・6倍に急増した。ほかの国際定期路線も回復傾向にある。

 広島空港の国際定期路線はソウル、大連・北京、大連、上海、台北、グアムの6路線。このほかチャーター便が運航されている。ピークの2007年度上半期は旅客数が17万3276人に達したが、08〜09年度は、中国ギョーザ中毒事件や燃油高騰、景気低迷の影響で15万〜14万人台に低迷していた。

 今年に入り上海線のダイヤが3月、朝出発に改正され、ビジネス利用の利便性が高まった。さらに上海万博が人気を集め、本年度上半期の旅客数は59・5%増の3万9739人に。上海線を含む中国3路線で計7万735人(29・3%増)となり、全体を押し上げた。

 残る3路線の乗客数も、台北37・2%▽グアム21・2%▽ソウル4・8%―と増加し、観光利用が回復の兆しをみせている。

 一方、国内線は1・7%減の126万5133人にとどまった。ビジネス利用が多い東京線が伸び悩んだのが原因。県空港振興課は「国内も観光需要は伸びているが、ビジネス利用を含め本格的には回復していない。引き続き利用促進に努めたい」と説明している。


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