広島市中心部の夜を電飾で幻想的に彩る「ひろしまドリミネーション2010」の試験点灯が9日、広島市中区の平和大通り緑地帯であった。11日から来年1月3日まで、130万個の電球を使い「おとぎの国」を演出する。
試験点灯された緑地帯に、城やパイプオルガン、帆船などが闇に浮かび上がった。広島工業大(佐伯区)の学生がシンデレラのガラスの靴をイメージしてデザインした「氷の階段」も初登場。通り掛かった中区の臨時職員沖野智美さん(31)は「毎年楽しみにしている。今年もきれい」と眺めていた。
近くの並木通りや本通り商店街、基町クレドなども華やぐ。
市中心部の商店街や市、広島商工会議所、中国新聞社などでつくる実行委主催で9回目。点灯は午後5時半から11時まで。
【写真説明】試験点灯で輝きを放った城。家族連れなどが早速カメラに収めていた(撮影・天畠智則)
|