広島

　２０年夏季五輪（ヒロシマ五輪）の招致を検討している広島市は８日夜、県と市のホッケー協会と、競技施設や運営面などについて協議を持った。これまでにテニスや卓球など５競技団体と同様の会合を持っており、今月中に４６競技団体との協議を終え、招致の判断材料にする。

　この日のホッケー協会との協議は、広島ビッグウェーブ（東区）で非公開で行われた。市によると、観客席の増設や照明設備についてなど、競技施設に絡む質問が出された。

　他団体との協議でも、施設整備や運営面でのスタッフ確保などについての問い合わせが多いという。秋葉忠利市長は、年内に立候補の可否を表明すると明言している。【寺岡俊】