地元の造幣局広島支局にちなんで「金持神(かねもちがみ)に会える街」をキャッチフレーズに掲げる広島市佐伯区のコイン通りに、新名所となる「金持神社」が完成し9日、落成式があった。
コイン通り商店街振興組合がにぎわいづくりの一環で、通りに面したスーパーの宝くじ売り場横に設置した。高さ1・65メートル。5枚の小判で飾った御影石製の台座の上にケヤキづくりの社を載せた。近くの神社でおはらいを受けた金メッキの小判「天保五両」を、五日市にちなんでご神体とした。
落成式には約40人が出席した。振興組合役員や住民でつくる金持神社建設委員会の鉄村忠基代表が「多くの人に親しまれるようになってほしい」とあいさつ。早速、宝くじを購入し当選を祈願した。
振興組合はこれまでも、金持地蔵や古銭と十二支をモチーフにしたモニュメントなどを通り沿いに設置している。
【写真説明】「金持神社」の落成式で宝くじの当選を祈願する鉄村代表
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