パキスタン大洪水の被災者支援部隊の輸送に当たってきた、海上自衛隊の輸送艦しもきた(8900トン)が9日、母港である呉市の呉基地に帰港した。
基地内であった出迎え行事には、隊員たち約230人が参加。海上輸送の指揮官を務めた佐々木俊也第1輸送隊司令は158人が無事に帰国したと報告した。
国は8月、国際緊急援助隊派遣法に基づき陸上自衛隊のヘリコプター部隊などに派遣命令を出した。しもきたは8月26日、神奈川県の横須賀基地を出港。陸自隊の大型輸送ヘリCH47など6機や食料品約250トン、医薬品約3トンをパキスタンへ輸送した。
【写真説明】呉基地の桟橋に入港する輸送艦しもきた
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