島根、広島両県警の合同捜査本部は190人態勢で捜査を続けている。遺体発見から3カ月たったが、物証や目撃情報が乏しく、犯人の絞り込みには至っていない。
捜査本部は、県立大の全学生や主に市内のアパートに住む単身者に範囲を広げた聞き込み、臥龍山につながる国道を行き来した車の捜査などを進めているが、平岡さんが昨年10月26日夜に市内のアルバイト先を出てからの足取りは把握できていない。警察庁科学警察研究所(科警研)に依頼した、犯人像を分析するプロファイリングでは、周辺に居住する20〜40代の男の単独犯などの結果が出ており、参考にする。
平岡さんの目撃や不審者に関する情報は、5日朝までに計481件。捜査本部と警察庁は、解決に結び付いた情報に懸賞金を支払う検討もしている。情報提供はTel(0120)385301。
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