[PR]
ニュース:生活 RSS feed
思い出積んで「たこフェリー」最終運航
兵庫県明石市と淡路島を結ぶ「明石淡路フェリー」(愛称・たこフェリー)は15日、運航休止前の最終航海を迎えた。同社所有の唯一のフェリーとなった「あさかぜ丸」の最終便は、午後6時ごろ、多くの市民らに見守られながら明石港を出航した。あさかぜ丸は今後、売却される予定になっている。
また同日、淡路ジェノバライン(同県淡路市)と明石市が明石市役所で会見を開き、ジェノバラインが筆頭株主として、たこフェリーの経営に参画すると正式に発表した。
ジェノバラインは、たこフェリーと同じルートの航路を運航しており、たこフェリーの債務が確定し次第、年内にも、筆頭株主のツネイシホールディングス(広島県福山市)から株式を引き継ぐ。
たこフェリーは今後、新体制で新しいフェリーの購入を進め、来年3月からの運航再開を目指す。