広島県北広島町東八幡原の臥龍山で、島根県立大1年の平岡都さん(19)=浜田市原井町=の遺体の一部が発見された事件で、遺体から油の成分が検出されていたことが21日、島根、広島両県警の合同捜査本部の調べで分かった。
捜査関係者によると、油が検出されたのは遺体の胴体の部分。11月8日、頭部の発見現場から登山道を挟んで70〜80メートル離れた雑木林で発見された。
捜査本部のこれまでの調べで、遺体には一定の長さのあるビニールの破片が付着し、熱で縮んだような状態だった。特徴のある袋だったという。
これまでに、遺体の近くでは平岡さんの血が付着した、熱で変形したビニール片も見つかっており、遺体に付着したビニール片と色や材質が同種だったという。捜査本部はいずれも犯人の遺留品の可能性がある同じ袋とみて調べている。
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