県営広島西飛行場(広島市西区)で21日、家族が一緒に航空機に親しむイベントがあった。広島市や広島西飛行場でつくる実行委員会の主催。10月に定期路線がゼロになった中、「空路」を見詰め直してもらおうと、7年ぶりに企画した。
多くの家族連れでにぎわい、小型飛行機の操縦席に座る体験コーナーには列ができた。子どもたちは操縦かんを握ったり、計器に見入ったりして記念写真に納まっていた。ヘリコプターと小型飛行機の体験飛行や、紙飛行機の飛距離コンテストも人気を集めた。
広島西飛行場については市が、東京線復活を目指し市営での存続を検討中。秋葉忠利市長が年内に最終判断する意向を示している。
【写真説明】航空機の操縦席に座って楽しむ子ども
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