広島市中心部で18〜20日にあった胡子大祭(えびす講)は、会場一帯で改造車による暴走行為などの大きな混乱はなかったものの、「面倒見」ら暴力団組員とともに酒に酔った若者が大勢集まり、20日深夜には小競り合いも起きた。
20日午後11時前、中区新天地のアリスガーデンでは、「うるせえ」と叫ぶ若者同士のもみ合いが断続的に続き、警察官が何度も止めに入った。期間中の3日間とも、午前1時ごろまで若者数十人の姿があった。タバコをふかし、酒に酔って大声をあげるなどした。広島県警は期間中、延べ約800人で警戒。たばこや飲酒などで未成年67人を補導した。
10月から全面禁煙になったアリスガーデンなど一帯は吸い殻やごみが散乱し、異臭も漂った。
|