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粟生“先制口撃”「緑のベルトは僕の方が似合う」
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチの調印式を終え、撮影に収まる粟生(右)とタイベルト
Photo By スポニチ |
プロボクシングのダブル世界戦(26日、ナゴヤ・日本ガイシホール))の調印式が24日、名古屋市内で行われ、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで2階級制覇の懸かる粟生隆寛(26=帝拳)が王者ビタリ・タイベルト(26=ドイツ)を挑発した。
「(WBCの)緑のベルトは僕の方が似合う。早く巻きたいですね」。ツーショットでの写真撮影では王者のベルトに手をかけて強奪するポーズも見せた。王者も「私の方が似合います」とやり返したが、粟生には珍しい先制“口撃”だった。
スーパーフェザー級に1階級上げたことで深刻な減量苦から解放された。挑発は「前は体重を落とすためだったが、強くなるための練習が積めた」という自信の表れだった。
本番のグローブはフェザー級で世界王座に就いた試合と同じ黒を使用。帝拳ジムの先輩で元世界王者の故大場政夫さんらに倣って、初めて入場時にガウンを着用することも決めた。強さの証となるベルトは絶対に欠かせないアイテムとなる。
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