福山市神辺町と総社市を結ぶ第三セクター井原鉄道(井原市)井原線の乗客が23日、1300万人を超えた。1999年1月の開業以来、11年10カ月余り(4335日)での達成となった。神辺町の神辺駅で記念品の贈呈式があった。
1300万人目となったのは、福山市引野町南、会社員清水洋子さん(31)の長女彩(あやか)ちゃん(4)。洋子さんと妹の悦子さん(28)の3人で、井原駅からの帰りだった。「電車に乗りたい」と言う電車好きの彩ちゃんを井原まで連れて行ったという。
改札そばで記念品の贈呈式があり、井原鉄道の三浦一男(くにお)専務が花束やカレンダーなど井原線グッズ5点を、福山市都市部の松枝正己部長はイグサで編んだ円座など3点を彩ちゃんに渡した。彩ちゃんは「電車に乗って楽しかった」とうれしそうだった。
【写真説明】三浦専務(左端)から花束をもらう清水彩ちゃん(左から3人目)。右端が母の洋子さん、彩ちゃんの左隣が悦子さん
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