2010年11月25日 19時39分
日本ペンクラブ(阿刀田高会長)は25日、30日開会する東京都の第4回定例議会に改めて提出される都青少年健全育成条例改正案について、「言論・表現の自由をゆがめる」などとして反対する声明を出した。改正案について、ペンクラブが反対声明を出すのは3月に次いで2回目。
声明は「今回の改正案も、公権力がある表現を『有害』かどうかを判断することについて、何の疑念も抱いていない」と批判している。修正前の改正案は「青少年の育成には総合的な取り組みが必要」などとして、6月定例都議会で否決されていた。