中野京子氏が好き♪
なので、イロイロ読みあさってますー^^
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こちらはあまり有名ではないみたい・・・・?
ですし、もう絶版のようですが
面白かったですよ
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豊富なエピソードで綴る「その国の顔」をめぐる旅。
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人物よりも建築物が載る割合のほうが高いようですが、人物だと男女比は10:1。
男女平等と言っておきながら・・・・ひっくい数字。
やっぱ紙幣の顔って、政治家が多いから仕方ない?
いえいえ、そもそも政治家の男女比ってどうなってる???
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指摘されて気が付いたのが、自由の国★アメリカがまだ女性を一度も使ってない!! ということです。
・・・・・ほんとだー!
どうなんだー、それって・・・・・・。
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意識的に男女比を半々にしている国は、世界で(執筆当時)3カ国のみ。
デンマーク、ドイツ、オーストラリア。
これ、凄くないですか!??
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オーストラリアの紙幣は覚えてないなぁ・・・・
硬貨なら手元にあるんだけど・・・・
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そして、エリザベス女王の人気にびっくり。
いろーーんな国に使われているようですね。
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女性といえば、老いた女性は万国共通で描かれないらしいのです。
※男性は別♪
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・・・・・なんでだろう??
でも、確かに老いた男性のほうが絵になる気はするのよねぇ。
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第2部は偉い女性。
1割に食い込んだ!名誉ある女性を数名ピックアップ。
面白いのは、クララ・シューマンとキュリー夫人です。
児童用伝記には載っていない彼女らの人生、面白いですよ~~!
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想像通り、アフリカ諸国はふんだんに動物を描くんだそう。
では、どんな動物が人気なのでしょうか?
9カ国14種(執筆同時)の紙幣に選ばれたのは、カモシカ(正確にはレイヨウですって)なんだそうです。
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南アフリカ共和国の紙幣に興味をもったらしい中野氏。
でかでかと描かれたライオンなどの顔のアップ。ちょっとカメラ目線(笑)なポーズが、どうも、パロディに感じられたそうです。あ~、そう言われると面白いな~・・・・
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多民族国家である中国などは、否応なしにとにかく満遍なく紙幣に登場させている模様。
アメリカも、一応は先住民が描かれた紙幣を作ったことはあるようですが、まあ、その後は皆様ご存知、白人男性オンパレードとなっています。
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でもでも、オーストラリアは現50ドル札にアボリジニ出身の科学者ウイナポンを描いているそうですよ。
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そうかー、こういうアピール方法もあるんですね、考えもしなかった。
まったく考えも、見ようともしなかった紙幣の世界。
想像以上に面白いものですねー。
本文に使用した紙幣の見本は全て↑だそうです。
これ、いつか読んでみたいなー。
↑中野氏の今年発売になった本です。
昨日読み終わりました。
こちらはNHKの番組に使ったものからきたものらしいし、『怖い絵』シリーズとかなり被っていました。
特に前半は思いっきり被ってるので、わざわざ読まなくても良かったかな・・・・?
と思ったくらいだけれど、後半はそうでもないので
読んでよかったかな。
あー、番組やってたなんて知らなかったよー。
観てみたかったな~。