トップ |佐賀県内ニュース | ||
取り押さえ死付審判、第7回公判 警察官ら5人証言 | ||
知的障害者の安永健太さんが警察官に取り押さえられた直後に死亡した事件で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警巡査長松雪大地被告(30)の第7回公判が17日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)で開かれ、捜査に携わった警察官ら5人が証言。信号機が変わるサイクルなどを通し、取り押さえ時の時間の流れなどを確認した。
証言したのは県警科学捜査研究所の技術職員ら。防犯ビデオに映った安永さんの自転車の速度や、事件時の警察無線の時刻と内容、交差点の信号機が変わるサイクルとその時刻などを調査した。
数秒間の暴行の有無が争点となっていることから、検察官役側は、警察無線の時刻の記録などに誤差が生じる可能性などについて質問。警察官らは「記録を管理するコンピューターは定期的にNHKやNTTの時刻に合わせて補正している」などと答えた。 |
||
2010年11月17日更新 |