現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. 北米
  5. 記事

大麻合法化にNO カリフォルニア州の住民投票

2010年11月3日20時36分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 米中間選挙と同時に行われたカリフォルニア州の住民投票で、大麻合法化の是非を問うた「提案19号」が反対多数で否決された。

 同州では1996年以来、医療目的に限った大麻使用が認められており、医療大麻の処方所経営者らが、21歳以上なら医療目的でなくても大麻を吸える合法化を提案した。大麻の取引に対して自治体が課税できる案も盛り込み、財政難に苦しむ自治体の立て直し策としてもアピールした。

 だが世論調査では、大麻が深刻な社会問題を引き起こしているヒスパニック(中南米系)の間で反対票が賛成票の2倍近くにのぼり、支持を広げられなかった。(ラスベガス=堀内隆)

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

警視庁の内部文書がネットに流出した事件で露呈したのは、警察のずさんな捜査活動実態だった。

ドラッカースクールで学ぶジャーナリストの牧野恵美氏が公開した「最後の講義」の内容とは?

アフガン戦争やイラク戦争で心身に傷を負って帰還した米兵たち。世論の約6割が戦争に反対する米国社会との間には、深い溝がある。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集