11月21日 日曜日に参加した
朝日 五私鉄リレーウォーク
第5回 秀吉と埋蔵金伝説の郷
歴史ロマンあふれる多田銀銅山を訪ねて
(阪急)
の続きです
近畿自然歩道の深い森の中へ入っていきます
しばらく、坂道が続きました。
前方に、白い砂利が積み上げられているのが見えました。
その積み上げられた砂利を避けるように駆け上がっていきます
積み上げた場所から、
その白い砂利は、周囲に広がっていました。
さらに奥には、池が見えました。
ジャリ池と呼ばれているようで、水量は少なめ
大量の砂利が、池を覆いつくしているかのようにも見えます。
そんな砂利を踏みしめながら、坂を登っていきます。
大量の白い砂利が、
自然の山の中にある風景は、今まで見たことがないです
左側の、山の頂上付近から
白い砂利がの層が、風化によって崩れ、池の付近に流れ込んだと
推測しました。
実に不思議で、興味深い風景です。
ここから、さらに、坂道を登っていきます。
再び、深い森の中に入り
道幅が狭く、一列にしか歩けないほどです。
このあたりが峠で、その先は下り坂です。
右側の草木の向こう側には、小さな池がありました。
左側に、沢の小さな水の流れを見ながら、歩いていきます。
村上中池と呼ばれていて、
周囲の田畑を潤すため池のようです。
それにしても、山の木々の紅葉が、とてもきれいですね
コースは、この先大きく左へ曲がっていきます。
その曲る手前にも、ため池がありました
このあたりは、村上新田と呼ばれ
正保元年(1644)の正保郷帳には、記載がなく
元禄9年(1696)の元禄郷帳には、村上新田村とあり
その間に開発されたと思われます。
実に、のどかな里山の風景です。
山沿いの緩やかな下り坂を歩いていきます。
次第に、両側の山が迫ってきました。
ふたたび、森の中を歩いていきます。
この付近だけ、風景が違った雰囲気です。
久しぶりに見る建造物です。
土手を下って、小さな沢を超えていきました。
このあたりは、
多田銀銅山とよばれ、北摂地域にわたり鉱区が広がる鉱山です
猪名川町地域では、銀山地区(旧銀山町)を中心に栄え
豊臣政権時には、直轄鉱山となり「台所間歩」や「瓢箪間歩」など
秀吉ゆかりの間歩をはじめ、江戸時代には、3000カ所の間歩が
存在したといわれています。
また、「豊臣の埋蔵金伝説」も伝えられていて、謎の多い場所でも
あります。
この青木間歩だけが、公開され坑道の中を見ることができます。
削岩機などの機械を使って採掘された坑道です。
ほとんどの間歩が、竪穴坑となっていて、
入口が横穴でも、途中で、ストーンと落ちているそうですから、
見つけても、絶対に、中に入らないようにのことでした。
続きは、金曜日の「週末のハイキング・ウォーキング情報」を挟んで
土曜日に紹介します。