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盲目のドラマー:佐藤さん、故郷でライブ授業--大河原南小 /宮城

 大河原町立大河原南小学校(佐藤勝彦校長)で24日、「盲目のドラマー」として首都圏を中心に活動している同町出身のプロドラマー、佐藤尋宣(ひろのり)さん(30)を講師に迎えた授業「~ようこそ先輩!盲目のドラマー 故郷の学校でライブ活動~」が開かれた。

 視覚障害を持つ佐藤さんの話や演奏を聴き、障害への理解を深めたり、夢を持って生きることの大切さを学ぶのが狙い。県の「協働教育実践事業」の一環として行われた。

 佐藤さんは、視覚障害者に向けられがちなマイナスの固定概念を、自らのトークと演奏でプラスに変えていきたいという信念と、自分を育ててくれた町に貢献したいという気持ちを持っている。また、同校に小学生時代の恩師、小山祐美教諭が勤務していることもありライブが実現した。

 この日のライブには同町出身でサポート役を務める妻の千嘉さん(37)も参加。児童たちと盲導犬の訓練に関連した授業やハンディキャップ体験などの授業に臨んだ。

 体育館で行われたライブには全校児童約270人が出席。佐藤さん夫妻は歌とドラム演奏を披露し、自己紹介。その後、児童とのリズムセッション、ドラムと和太鼓クラブ11人のセッションなどを行うと館内は熱気に包まれた。

 児童代表は「迫力ある演奏で素晴らしかった。最初はかわいそうだと思いましたが、本気で取り組む姿勢の大切さを教えてもらいました」と述べた。

 佐藤さんは、網膜色素変性症で幼いころから弱視で、21歳で視力を失った。16歳ごろからドラムに興味を持ちバンド結成し、現在はライブ活動のほか、学校などでの講演や演奏に力を注いでいる。【豊田英夫】

毎日新聞 2010年11月25日 地方版

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