蒲郡では伝統のあるレース家康賞。今年で39回目を迎え、毎年熱いバトルが繰りひろげられている。今回は4日間開催ではもったいないような好メンバーが揃い激戦ムード。中でも注目は古賀繁輝、平山智加の若手コンビ。古賀については、1月に浜名湖で開催されたGT第24回新鋭王座決定戦では準優勝戦3着で優勝戦には進めなかった。しかし5月に行なわれた地元唐津周年にて予選を2位で通過し、準優勝戦も1着を獲り自身GT初優出を果たした。優勝戦では3コースからまくりに出た先輩上瀧を2コースからブロックする形になり結果として4着惜敗。GT初優勝とはならなかったが、簡単には引き下がらないレースをファンに見せつけた。その後丸亀での新鋭リーグ第7戦、地元唐津での第8戦と連続優勝し、強さを発揮した。しかし7月に入りGT宮島周年、芦屋新鋭リーグ戦で連続フライングを切るなどアクシデントも続いている。蒲郡では昨年新鋭リーグ戦に出場し、予選トップ通過も準優勝戦においてまさかの1マーク転覆。今回は3カ月のフライグ休み明けのシリーズにもなるが、昨年蒲郡での悔しさを跳ね除けるレースに期待したい。平山は全国スター候補選手として各地で活躍をし、SGの舞台でも昨年の丸亀MB記念、今年5月の浜名湖笹川賞に出場し、ファンからも熱い視線を浴びている。しかし、3月に下関で行なわれたGT第23回JAL女子王座決定戦では準優勝戦で敗退し、優勝戦には進むことができず悔しい結果に終わった。その悔しさもあり4月に地元丸亀で行なわれた女子リーグ第2戦ではピンラッシュの11連勝で完全優勝を果たした。蒲郡では昨年12月のオール女子戦に出場し優勝戦ではインの谷川里江を差し、優勝かと思われたが失速し、結果として6着に終わった。古賀、平山ともにこの後は地区選手権を控えており、今回は優勝して弾みをつけたい。
その他今年に入りV3、準V8の成績を挙げ、記念戦線で奮闘する横澤剛治。今シリーズは3カ月のフライング休み明けもスタート度胸でレースを展開する黒崎竜也。昨年GT蒲郡54周年では優出し、記念戦線でも活躍目立つ中尾誠。しぶとい走りで地元大村での活躍は評判の落合敬一。GTV2であり、SG記念戦線で名を残し静岡を牽引してきた金子良昭。また遠藤晃司、宮田政勝のA1レーサーも優勝争いに絡んでくる。
地元からは作野恒、山崎哲司のA1コンビが参戦。作野については、蒲郡は8月の一般競走に出場し、準優勝戦で敗退。山崎については、10月のタイトル競走に出場し、予選落ちの結果に終わり不本意であった。しかしその後、琵琶湖一般戦において優勝を挙げている。山崎は、来期は出走回数不足のため、B1級降格になる。今シリーズは地元の意地もあり何としても優勝したいところである。
少し狙って見たい選手として伊藤将吉。5月以降にV3を挙げ来期はA1級に復帰。伊藤もスタート力が武器のため、一発もあるか。