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前日ビール2杯…京阪バス運転手67キロも“酒気帯び”走行 客46人けが無し
京阪バス(京都市)は25日、今月7日に京都市−兵庫県西宮市間約67キロで貸し切りバスを運転した男性運転手(44)の呼気からアルコール分が検出されていたと発表した。
同社によると、このバスは7日午前8時15分ごろ、京都市山科区から有馬温泉(神戸市北区)に向けて出発。途中、この運転手が出発前のアルコール検査を受けていないことが判明し、西宮市で運転を交代させ、京都市伏見区の所属営業所に戻して検査したところ、呼気1リットル中からアルコール分0.07〜0.14ミリグラムが検出された。この検出量は道交法上の「酒気帯び」基準には達していないが、同社規定では乗車させないことになっている。乗客46人にけがはなかった。
この運転手は出発前、自宅に忘れた運転免許証を取りに帰るなどしていてアルコール検査を受けていなかった。前日夕に生ビール2杯とびんビール2本を飲んだという。同社は「運転手の指導、教育を徹底し、再発防止に努める」とし、運転手を処分したという。