 |
2010年11月24日(水) 19:35 |
|
 |
新内海ダムで土地の測量作業開始
香川県などが建設を進めている新内海ダムの問題で、香川県は、ダム反対派の土地の測量作業を始めました。 香川県は、収用委員会の裁決により反対派には土地の所有権が無く、調査を開始したと話しています。
午前10時、香川県の職員立会いのもとで立ち木の伐採や測量作業が始まりました。 ダムに反対する地権者の土地を、県が調査するのは24日が初めてです。 新内海ダムは洪水対策に必要だという理由から、香川県が小豆島町に建設を進めていますが、一部の地権者は貴重な景観を破壊するとして、土地の買収に応じてきませんでした。 しかし、今月22日に香川県収用委員会が定めた土地の明け渡し期限が過ぎたことから、県は反対派の土地の調査を始めました。 一方、ダム反対派の地権者らは、問題の土地の一画に「団結小屋」を建てています。 反対派の人たちが泊まりこみでダム建設に抗議します。 こうした抗議活動について、香川県の浜田知事は「明け渡し期限を過ぎても小屋が撤去されなかったことは残念に思う、引き続き自主的な撤去を求めていく」とコメントしています。
|
|