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所長
神浦元彰
軍事ジャーナリスト
Director
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Military Analyst

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日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月)

2010.11.25

 沖縄米軍に大きな動き無し 偵察機など2機 嘉手納から飛行 EP3など2機のみ 

カテゴリ北朝鮮出典 琉球新報 11月25日 朝刊 
記事の概要
北朝鮮と韓国との間で砲撃戦から一夜明けた24日、嘉手納基地では前日に続き、偵察機などの飛行が確認された。

嘉手納基地で飛行が確認されたのは、米海軍のEP3電子偵察機と、沿岸環視レーダーを備えたP3C哨戒機の2機。

県内のほかの飛行場では、米軍機で砲撃戦に関する目立った動きはなかった。
コメント
今朝は米軍のRC135偵察機が嘉手納から飛び上がったようです。

昨日、横須賀から米空母ジョージ・ワシントンが米韓演習のために黄海に向かいましたから、北朝鮮軍に異常な動きがないか米軍は偵察活動を活発化させているのだと思います。

それと米軍は今回の砲撃戦が拡大するとは思っていないようです。

今回は米空母が黄海に入るので戦時体制をとり、三沢や岩国の米軍機はそれぞれの基地で待機し、嘉手納に避難することはないと思います。

朝鮮有事に在沖海兵隊がどのように対応するか、そのあたりが注目点です。しかし在沖海兵隊はアフガンに出かけているので、朝鮮有事に対応することはできないと思います。
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