【台北・大谷麻由美】広州アジア大会の女子テコンドー競技で、台湾の有力選手が失格となり、台湾で反韓感情が高まっていることを受け、台湾で来月2~4日に行われる第54回アジア太平洋映画祭の主催者は、予定していた韓国の9人組女性アイドルグループ「少女時代」の招待を取りやめた。台湾メディアが23日報じた。
少女時代は台湾でも爆発的人気。映画祭の主催者は「出演してほしかったが、敏感な時期なので招待は適当でない。観客の反感を高めないためだ」と説明している。ファンは「台湾全土で反韓感情があるわけではないのに」と落胆している。
毎日新聞 2010年11月24日 23時24分(最終更新 11月24日 23時58分)