(cache) 滋賀のタンク殺人で無期求刑 被告は無罪主張、大津地裁 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 滋賀のタンク殺人で無期求刑 被告は無罪主張、大津地裁

     昨年6月、交際相手の女性=当時(28)=を汚泥タンクに落とし窒息死させたとして殺人罪に問われた滋賀県米原市の会社員森田繁成被告(41)の裁判員裁判が22日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であり、検察側は、無罪を主張する森田被告に無期懲役を求刑し、結審した。判決は12月2日。

     検察側は論告で「反省の情は皆無で、遺族の処罰感情は峻烈」と指摘。弁護側は無罪主張に基づき「決して冤罪を生んではならない」と裁判員に訴えた。

     森田被告は最終陳述で「真犯人がほかにいると思うと恐ろしい。(自分を)家族のもとに帰してください」と述べた。

     起訴状によると、森田被告は昨年6月、米原市の汚泥タンク近くで、交際していた小川典子さんの頭を鈍器のようなもので殴り瀕死の重傷を負わせ、タンクに落として殺害したとしている。

      【共同通信】