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【芸能・社会】美川落選 幸子との衣装バトル見られない2010年11月25日 紙面から 小林幸子(56)とのド派手な衣装対決が人気だった美川憲一(64)は、今回落選、小林は32年連続32回目の出場を決めた。紅白のステージで毎年話題を集めてきた2人の衣装対決は、見られなくなってしまった。 美川は「釧路の夜」で、1968年の第19回紅白に初出場し、72年は「さそり座の女」がヒット、74年の第25回まで7年連続で出場した。 その後は目立ったヒット曲がなく、紅白からは遠ざかっていたが、91年の第42回紅白で17年ぶりにカムバックし、昨年まで19年連続(通算26回)出場していた。 92年ごろからとされる小林との衣装対決は注目を集め、いつしか紅白の目玉演出の一つに。が、衣装対決の話題性とは反対に自身はヒット曲に恵まれず、06年から昨年まで4年連続で「さそり座の女」を歌った。26回出場のうち、バージョン違いを含め同じ曲を7回歌ったことになる。 この日、地方で仕事だった美川は、落選の報を聞き、所属レコード会社を通じてファクスで「今まで充分に派手に、自由に歌わせて頂いて楽しかったです。来年からまた頑張ります」とのコメントを寄せた。 “好敵手”を失った小林の事務所関係者は、衣装プランも含めて「コメントは控えさせていただきます」とした。NHK紅白制作統括の井上啓輔チーフ・プロデューサーは、美川の落選について「いろいろな形で演出をしてきた。今回はデータ上や、総合的なところで(出場が)届かなかった」と説明した。「現場のスタッフも衣装対決とはしてません」とあくまで自主的な“演出”だったとのスタンス。今後、ほかの出場者の衣装を踏まえ「どんな工夫があるのか、そういうこと(衣装対決)がまったくないこともない」と衣装対決自体は否定しなかった。 ◆ワケあり落選 目立つ紅組昨年出場したが今回は選外にもれた歌手は計14組。紅組常連では、健康上の理由などで出場しない女性歌手が目立った。出場8回の中島美嘉(27)と出場4回の絢香(22)は、ともに病気療養で活動休止中。出場6回の大塚愛(28)は妊娠中、昨年初出場の木村カエラ(26)は出産後のため、出場に至らなかったもようだ。また、昨年白組で初出場した韓国の5人組グループ東方神起は、メンバー離脱騒動などで活動を休止している。 ◆昨年の出場組で、今年選ばれなかった歌手 【紅組】 秋元順子、絢香、大塚愛、GIRL NEXT DOOR、木村カエラ、中島美嘉 【白組】 アリス、北山たけし、ジェロ、東方神起、布施明(以後の出場を辞退)、美川憲一、ゆず、レミオロメン PR情報
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