2010年9月26日 9時8分 更新:9月26日 9時36分
奈良県の平城遷都1300年祭の公式キャラ「せんとくん」が、来年以降も県の観光マスコットとして続投することが確実となった。県の要請に、生みの親の彫刻家、籔内佐斗司・東京芸大大学院教授が応じる意向を示した。
着ぐるみは今年1~6月で約440件のイベントに出演。ライセンス契約により商標使用を認められた商品の売上総額は08年11月~今年7月末で約40億円に達した。
県は、せんとくんに1300年祭終了後も引き続きポスターやイベントなどで活躍してもらおうと、籔内さんに続投を提案。籔内さんは「大変光栄で、喜んでいる」と歓迎している。【阿部亮介】