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お前は辞めろ!「希望退職」残酷な実態 某有名企業のマル秘資料流出 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:リストラ・倒産・破綻
景気の先行きに不透明感が漂うなか、希望退職を実施する企業は多い。そんななか、都内にある有名大手企業が作成した希望退職に関する(丸秘)内部資料が流出。そこには、会社側はどのような社員に辞めてほしいかがクッキリと表れている。(夕刊フジ)
内部資料によると、希望退職の実施は「収支改善に向けて総人件費の抑制を図るため」。対象は2011年3月末時点で40〜59歳になる社員で、募集人員は40人程度となっている。
「実際の応募期間は12月中旬ですが、11月に入り40歳以上の全社員を対象に幹部が面談を行っています。会社側は、これまでの勤務評定などから辞めてもらいたい社員の目星をある程度つけているようで、そうした社員には面談で希望退職の趣旨説明と称してそれとなくほのめかすようです」(関係者)
内部資料には40歳以上の年齢ごとに、希望退職に応じた場合の退職金の割増率(特別加算金)、平均支給額、社内年金の残高、平均支給額と社内年金の合計額が記されている。
ベテランの人事コンサルタントは「注目されるのは割増率の数字」と指摘し、こう続ける。