ミシュラン三つ星に東京の14店 世界最多、横浜と鎌倉もフランスのミシュラン社は24日、横浜市内で記者会見し、レストランやホテルの格付け本「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」の概要を発表した。最高評価の「三つ星」を得た東京の店は前回より3店多い14店で、調査対象の世界の都市のうち、現時点で2年連続最多となった。 東京版は年1回更新で4冊目。新たな三つ星店は初登場のすし「あら輝」(中央区)、二つ星から昇格したフグ料理「臼杵ふぐ山田屋」(港区)など。 新たに評価対象に加わった横浜・鎌倉地区からは、いずれも横浜の日本料理店の「馳走きむら」と「真砂茶寮」の2店が二つ星に選ばれた。一つ星は横浜の14店、鎌倉の10店が掲載された。 今回から「5千円以下で楽しめる店」のマークを導入。これまでなかったおでんやとんかつの店も加わった。 ガイドの総責任者ジャンリュック・ナレ氏は会見で「横浜は日本屈指のモダンな街で、鎌倉は武士の伝統が息づく。今後輝く星の数は増えていくだろう」と期待した。 ガイドは27日発売で2520円(税込み)。 【共同通信】
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