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北朝鮮砲撃:さらなる攻撃の可能性示唆

 【北京・米村耕一】北朝鮮の外務省報道官は24日、韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃事件について「我々の領海に無謀な砲撃を加えた敵の挑発に対応するため自衛措置を取った」との談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。

 北朝鮮は談話で、事件発生前の23日午前8時に韓国側に対し、「敏感な場所である延坪島一帯での砲撃訓練計画を中止するよう」促す通知文を送ったと強調した上で「にもかかわらず訓練を強行した」と韓国側を非難。また、韓国側の狙いは、北朝鮮が物理的対応措置をしない場合、島の周辺水域を(韓国側の)「領海」と認めたとミスリードすることにあったと主張した。

 さらに「正義の守護者であるわが軍隊の砲門はまだ開いている状態だ」と、さらなる攻撃の可能性を示唆した。

毎日新聞 2010年11月24日 23時48分

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