北朝鮮が韓国側に砲撃 黄海の島に着弾、家屋炎上

2010年11月23日 17時21分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(27時間38分前に更新)

 【ソウル共同=角田卓士】北朝鮮の朝鮮人民軍が23日、黄海の南北境界水域に陸上から砲撃、韓国軍も対応射撃を行い、砲撃戦となった。韓国国防省当局者によると、発射された砲弾の一部は韓国側の延坪島(ヨンピョンド)に落下、島の家屋が炎上した。韓国軍に負傷者が出た。韓国側は戦闘機を緊急出動させた。韓国軍は黄海で訓練を行っており、北朝鮮がこれに対抗したとの見方が出ている。

 韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の砲撃で韓国軍兵士4人が重軽傷を負ったと伝えた。KBSテレビは延坪島で山火事が起きていると伝えた。炎上家屋は60〜70軒との報道もある。

 金泰栄(キムテヨン)国防相は、北朝鮮からの砲撃は50発余りで、韓国軍の対応射撃は約80発だったと述べた。

 聯合ニュースによると、韓国の李明博(イミョンバク)大統領は北朝鮮の砲撃を受け、状況の拡大を防ぐよう指示した。

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