「ジャンプの修正は大変。なかなか自信がついてこなくって」と村上。しかし、伊藤みどり、浅田真央とトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器にするジャンパーを2人も育てた山田コーチがついている。NHK杯を見る限り、危なっかしかったジャンプの姿勢はかなり改善されていた。
浅田の制服をもらい受ける
ちゃっかりした性格で、「真央ちゃん、まだ高校の制服あったらくれる?」とねだって、先輩である浅田の制服のお下がりをもらい受けるのに成功した。誰からも愛されるところも、村上の大きな魅力の一つだろう。
浅田と金妍児(キム・ヨナ、韓国)も高校1年のときにシニアに移行した。2人は女子フィギュア史でも別格といえる存在だとはいえ、村上のデビュー1年目はどうなるか。
まだまだ紆余曲折も
「今季はGP大会の表彰台に1度は立ちたい」という目標を早くも達成してしまった村上。ただ、今後となると、金妍児、浅田らのほかにも08年世界ジュニア優勝で今回NHK杯2位のレイチェル・フラット(18、米国)、07年世界ジュニア2位、08年同3位の長洲未来(17、米国)ら追いかけなければならない選手はたくさんいる。
まだまだ紆余曲折(うよきょくせつ)はあるだろう。しかし、どんなに練習しても、エネルギーが満ちあふれてくるのは10代の特権。試合慣れするために西日本選手権(11月5~7日、福岡)に出場した後、GPシリーズ第4戦の米国大会(11月12~14日)に臨む。
(原真子)
むらかみ・かなこ 1994年11月7日、名古屋市出身。1999年からスケートを始め、08年ジュニアGPファイナル4位。09年ジュニアGPファイナル優勝、10年世界ジュニア優勝。158センチ。
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