はじける笑顔もあったが、転倒も――。昨季の世界ジュニア女王、村上佳菜子(中京大中京高)がグランプリ(GP)シリーズ初戦のNHK杯(24日まで)でシニアの国際大会デビュー。8位に沈んだ浅田真央(中京大)を上回り、3位となっていきなり表彰台に立ったものの、本人も「全然満足できる出来ではなかった」と反省が先に立つ内容だった。緊張で足が震えたのも、15歳にとってはいい勉強。日本フィギュアスケート界の期待の星は、経験を積んで世界への階段を一歩ずつ上がろうとしている。
SPは伸び伸び演技で2位
「佳菜ちゃんは若くて元気でピチピチの女の子。将来楽しみだと思って下さいね」。指導する山田満知子コーチは、村上のことをこんな風に語っている。
その言葉通りに、22日のショートプログラム(SP)では伸び伸びとした演技を見せ、56.10点で2位発進。3回転―3回転のジャンプは惜しくも回転不足と判定されたものの、アップテンポの音楽に乗って軽やかに氷上を舞い、最後は満面の笑みを浮かべてポーズを決め、観客の大きな拍手を浴びた。
フリーは緊張
しかし、翌日のフリーでは演技直前に自分が立つ舞台の大きさに気づいてしまったようだ。「急に今までにない緊張を感じて……」と村上。最初の3回転―3回転は成功させたが、この後のジャンプで3回も転倒し、「練習した成果が出せずに悔しい」と涙も浮かべたという。
シニアの選手は演技前は自分に集中し、ほかの選手との接触は避ける。一方、ジュニアの試合は和気あいあいとした雰囲気だ。村上はNHK杯でもジュニア時代と同様、自分の前を滑る選手の演技を見ていた。
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