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有事のドル買いで円急落、アジア株軒並み下げ

読売新聞 11月23日(火)20時36分配信

 北朝鮮と韓国による砲撃戦を受けて、23日のアジアの主要市場では、株価は軒並み下落した。

 外国為替市場では、有事のドル買いなどで円相場は一時、1ドル=83円80銭台まで円安が進んだほか、韓国ウォンも対ドルで急落し、一時、前日終値に比べ約3%下落した。日本企業は「現時点では対応をとる段階ではない」(大手商社)と冷静な反応だが、今後の動向によっては日本経済への影響も懸念されるだけに、情勢を注視している。

 砲撃戦の一報が伝わるとアジアの外国為替市場では円、ウォンだけでなく、他のアジア通貨も全面安の展開となった。アジア通貨を売ってドルを買う動きが強まり、シンガポール・ドルやマレーシア・リンギット、タイ・バーツなどが前日比約1〜0・4%安となった。

 ただ、23日のニューヨーク外国為替市場は、朝鮮半島情勢よりも不透明感が強まる欧州の財政問題への関心が強く、円が買い戻されている。円相場は午前10時15分(日本時間24日午前0時15分)現在、前日比38銭円高・ドル安の1ドル=82円90銭〜83円ちょうどで取引されている。

 一方、主要市場で株価は急落した。香港株式市場では、ハンセン指数が前日比約2・7%下落して取引を終えたほか、シンガポール株式市場も2・0%程度下げた。ニューヨーク株式市場も一時、前日比160ドル以上値を下げた。

 このため、祝日明け24日の東京株式市場への影響を懸念する声も聞かれ、日経平均株価(225種)が再び1万円の大台を割り込むとの見方も出ている。

最終更新:11月24日(水)0時33分

読売新聞

 

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